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2023年6月27日 姉が目の前で転んで救急車で搬送。
認知症とわかり紆余曲折の末11月に介護事業所に入所
2024年2度目の介護認定で「要介護3」に決まり、引き続きアルクオーレで暮らしています。
ここでの生活にも慣れ穏やかな日々を過ごしています。今は月に2回面会に出かけ30分ほど話をしてきます。
「姉と妹」左のページには面会時の様子を記録しています。
右のページに自分の「年単位」での出来事を記していこうと思っています。
ギャラリー
2023年事件勃発
2023年片付け
2024年の日々
7月23日(火)
日曜日にアルクオーレから電話がはいっていた。夕方連絡すると「来年から食費などがあがるので市役所で手続きして欲しい」ということだった。朝一で福祉課に電話をして、持参する書類を用意し出かける。あがった原因は市民税を払ったからだと分かった。市民税の計算は今年度もらうであろう年金額を計算しそれに対して市民税を算出する。その年金額が上の枠に入ってしまったようだ。市民税を払っていると減額申請は通らない。そこで福祉課の人が書類を用意してくれて市民税課に提出し、今年度も同じように減額申請が通りもらった書類をアルクオーレに渡して来た。いろいろなことが分かって面白くはあったがあちこちに動くこちらは大変だ。
7月19日(土)
後期高齢者の保険証が届いていたし教え子から同期生の写真集が届いていたのでそれを持ちがてら面会に行って来た。エレベーターを降りてすぐのロビーには素敵な折り紙が飾ってあったので写真を撮ってきた。部屋ではベッドに横になりテレビを観るでもなく横たわっていた。例のごとく「グラグラするから寝てるの」と訴えてきた。体力が落ちているかもしれない。写真集を渡し、手紙を読みながら、かつての授業についての逸話に笑っていた。服を持って行ったが案の定、同じものを好む。逆に言うといつもと違うものには拒否反応を起こす。でもタンスに入れておいた。すぐに時間が来る。帰りはエレベーターまで送ってくれたが「部屋が分からなくなりそう」みたいなことを言っていた。自分もそうだが段々と衰えを感じているようだ。
7月3日(木)
7月6日締め切りの書類があったので急いで行って来た。本人の署名が必用だったので、まずは部屋に行く。「月日」と「氏名」の所を書いてもらって一安心。持参した薄い上着を着せると「このままで良いからいらない」と言う。ちひろのTシャツの上から着せてしまった。前回は裏が起毛の分厚いチョッキを着ていたのでびっくり。掛け布団と毛布をかぶって寝ているからまたびっくり。職員さんにも言われているらしいが変化を好まない。エアコンを入れると自分で切ってしまうらしい。暑さを感じないというのが一番の問題だ。同じことを何回も聞いているうちに時間になりエレベーターまで着いて来たので「部屋分かる?」と聞くとフロアで作業をしていた職員さんが「大丈夫です」と声をかけてくれた。七夕が飾ってあったのでその前で写真を撮る。姉の書いた短冊を見つけた。・・・字が読みづらい・・
6月19日(木)
久しぶりに姉の所に行って来た。6月に入り何だかんだと空いた日がなくて気になっていたけど、会っても本人は別に何も思っていないようす。さすがに暑くなって来て長袖のTシャツを着ていたけど、その上のベストは裏が起毛の真冬用。係の人が「何回も言うけど寒がりだからこれでいいと言って言うことを聞かない」と困った様子だった。そこでタンスをさばくったけど、どこにも夏用のチョッキはなかったので今度買って行こう。エレベーターまで送ってくれたけど「帰りが分からなくなる」とのこと。(大丈夫かな)と気にしていたけど扉が閉まってしまった。大丈夫でしょう。係の人も近くにいたし。
早速生協で服をみてみよう♪
5月29日(木)
午前中の予約は誰も入っていないらしく時間は自由に取れた。auにも行きたかったので10時に予約をして、返却のCD3枚と丁度届いた健康診断の用紙も持って面会に行った。部屋にはすでに椅子が置いてあってCDもかかっていた。懐かしい曲だ。聞きながら「お茶は誰が入れるの?」と聞くと「自分が入れる」と言う。「いつ入れるの?」と聞くと「さあ?」とはっきりしない。「ストローを持って来たけど毎日変えている?」と聞くと「同じものを使っている。」と返事する。もうびっくりして「ストローは毎日変えないと駄目だよ。不潔でしょ」というと笑っている。係の人が部屋に入ってきたのでお茶のことを聞くと「こちらで毎日変えています」とのこと。従ってストローも勿論毎日変えている。持参した100本入りのストローをその人に渡して「この人たちが毎日お茶もストローも変えてくれているんだって」と言うと「へー」とびっくりした様子だった。穏やかな表情をしているが認知症わずかだが進んでいる様子。でもまだいい方かもね。新たにCDを選んでいるうちに30分が経った。今日は「部屋に戻れないといけないから、ここで」と言って部屋で分れた。
5月11日(日)
10時半予約で姉に会いに行って来た。昭和歌謡のCDが沢山部屋にあるのを知っていたので3枚ほど借りてきた。生徒さんがムービーを作っていてBGMに使いたかったから。30分ほどの面会時間はこの曲選びで殆ど終わってしまった。帰りに係の人に声をかけ「CD借りて行きます」と言ったら「どうぞ」とのこと。湯飲みに使っているストローがまだあるかどうか聞いたら「あと少し」とのことだったので次回持ってくることにして帰った。
4月22日(火)
アルクオーレに行って来た。前回行ったのが先月だと思っていたら、これを見て分かった。3日だったのか。とても落ち着いていて表情も穏やかだ。が、認知症が少し進んでいるのかな。すぐに同じ事を言う。「遠くの山が見える。その前に車が行ったり来たりしている。(1号線だ)下を見るとお客さんが一杯入っていて小さなワンちゃんと遊んでいる。(ワンワン動物園のふれあい広場)これで歩くことができても階段が降りれないから外に出ることはできない」など。しばらくするとまた「遠くの山が・・・」と始まる。でもお喋りが好きで、こちらが何も言わなくてもずっと喋っている。「昔は本の虫と言われたけど、今は本を読んでいるとすぐに横になる」「そして寝るんでしょ」と言うと笑って「そう」と言う。帰りは階のエレベーターまで送ってくれたが「部屋に帰れるの?」と聞くと、ちゃんと係の人が着いていた。エレベーターの入り口まで着いてくるので、手で「ストップ」と止めると笑っている。篭の鳥のようで悲しくもあるが本人が幸せそうなので「良し」としよう。
4月3日(木)
最近以前のように月2で姉の所に行けなくなっている。一つには症状が落ち着いているからとも言える。アルクオーレに「私のたまて箱」を渡したくて行って来た。入り口の受付で市丸さんに会った。丁度いい。新しいのを渡しながら少し説明をする。養護施設なので看取りもあり直接関わることも多いだろう。熱心に聞いてくれて置いて来た。部屋に行くとテレビ体操をしていたらしい。テレビは切ってすぐに喋り出した。普通の会話に飢えているのだろう。カーテンを開けてワンワン動物園を見ると屋根の上に猫がいる。説明をするが見つからないらしい。スマホで写真を撮り、拡大して見せたらやっと納得した。「こんなことができるんだ」としきりと感心していた。この施設は庭が広くてとてもきれいだ。部屋に行く前に写真を撮って行けばこうして見せてあげられたのに時間が決まっているので急いでいたから帰りに撮ってきた。まさに清明。木々の芽吹きが嬉しい。
3月15日(土)
少し間が空いたので気になっていた。15日10時半で予約が取れたので出かけてくるとエレベーターを降りてすぐの広間にお雛様が飾ってあった。ここはお正月は「百陽神社」と称して登りが立ててあったり季節を感じられるものを展示している。部屋に行くとテレビを観ていた。顔を見るとすぐにしゃべり出す。眼下にはワンワン動物園に子どもたちの姿もあり触れ合い広場には子犬が尻尾を振って家族連れに媚びを売っている。お雛様の事を話一緒に広間に行ってみた。「わあ」と言って喜んでいる。「写真を撮ろうか」というと髪を直す仕草を見せ移動させた椅子に座ってにこりと。いい写真が撮れました。しばしここでお喋りをして部屋に帰るともう30分が経過。「又来るね」と手を振って部屋を後にした。
2月23日(日)
2週間経ったので姉のところに行って来た。最近では特別待っている様子はない。今日も「来るって聞いてなかった」と言う。今日は、市からの補助金3万円が入るので子どもたちに入学祝いで渡してもいいか聞いて来るつもりで、封筒も用意していった。速攻「いいよ♪」と言う。中学と高校入学だと話をしたら「東京から来たときはこんなに小さかったのに、もうそんなに大きくなって」とびっくりしていたが、実は今年のお正月に会っているはず。「そうだったっけ」とのこと。封筒には「入学祝 煌士君」「入学祝 夢叶さん」 と書いてもらった。姉の名前を書いてもらうのを忘れたが字が違うから大丈夫だろう。言葉で継ぎ足しておこう。夢叶には図書券がいいかな。「姉にそっくりで本の虫」だと話したら嬉しそうだった。今度行く高校の話もして、お婿さんのご両親が美大卒なので煌士も美術系の大学に行けたら、と次の目標を話したことを伝えた。すぐ近くに愛産大が美術系だ。そんなこんなですぐに30分が過ぎた。今度行くときはもう少し暖かくなっているかな。日が差せば少しは増しだが空気が冷たい。
2月9日(日)
一寸間が空いたけど面会に行って来た。最近は人数が減っていて予約はすぐに取れる。部屋に行くと布団に潜って寝ていた。テレビもラジカセもついていない。びっくりして起きて来て「寝てた」と言う。食事を終え部屋に戻り本を読むとすぐに眠くなるそうだ。「昔は本の虫と言われていたのに」と言い訳をするので「今は寝てばっかり」続きを言うと笑っていた。枕元に筆入れやカレンダー、新聞に読みかけの本を全部置いている。「昨日は雪が積もったね」と言ったが「そうなの?」との返事。スマホに撮った写真を見せると「こんなに積もったんだ。」どうも外は見てないらしい。テレビでみる遠くの豪雪を眺め足下の景色は関心なしかな。レースのカーテンを開けて「たまには外を眺めて見たら」と言ったけど、やはり気が向かない様子。そしていつものように「良い所を紹介してもらって、とても安心して暮らしている」と今の生活に満足している様子。部屋に貼ってある年賀状の一覧を見ながら「昔はよく頑張ったね」と自分を褒めていた。30分経って「又来るからね」と言って帰った。穏やかな表情に私も安心する。
1月25日(土)アルクオーレの玄関にある四季桜の巨木
今年に入って2回目の面会。1週間前にコロナにかかった友人と2時間車に同席したので大事を取って面会日を延ばしたけど体調は至って順調。そこで今日久しぶりに行って来た。すでに部屋に椅子が持ち込まれていた。ズボンがパチパチになっていたので生協で3Lの2枚組みを買っておいたので持参する。今はいているズボンの上からはいてみると余裕で大きい。「2Lの方が良かったかなあ」と思いつつまあ買ったことだしこれではいてもらうことにした。先日もって行った温かい肌着は色がグレーなのであまり着ていない様子。「これは色が気に入らないかも知れないけどものすごく温かいから着てね」と説明してベッドの上に置いといた。「従兄弟が亡くなったので姉の口座から1万円下ろして香典送ったから」と事後承諾を得る。「そうなんだ」とびっくりして悲しそうな顔をしていた。いきなり「清ちゃんの誕生日12月9日に何にもしてあげられなくて」と言い出したので「日にちを思い出したのだ」と嬉しかったので「いつものように1万円もらったよ。口座から下ろしたからね。了解も得たよ」と言ったが記憶にないようで、直接手渡していないので覚えていないよね。今度から可愛い封筒を用意してそこに宛名を書き、手渡ししてもらおうかな。「あげたという記憶がなくて申し訳ないと思っているようだ」 話をしていたら職員の人が新しいCDを持って来てくれてかけていってくれた。「ラジカセもお宅のを借りているのでは」と聞くと「睦ちゃんは特別。うるさがる人もいるから」と聞いてくれるのを喜んでいるみたい。有り難い。笑顔が良く穏やかに過ごしているからこちらでも可愛がってもらっているようだ。帰りはエレベーターまで送ってくれた。部屋に戻れるかと心配したが、イベントでここまでは来るらしい。
少し早めに着いたので玄関前に咲く可憐な桜を撮ってきた。道路に移る影が良かった。
1月5日(日)
アルクオーレから書類が届いている。同意書に署名をして返送するようになっていたので内容を読んでみると「栄養ケア計画書」「施設サービス計画書だった。栄養については便秘にならないように食物繊維の多いものや乳酸菌などを取れるようにすることなどが書かれていたが体重が増加傾向にあり、下肢浮腫みがありそのための増加かも知れないとあった。何しろ太ももがものすごく太くなってズボンがパンパン。(そういうことか)
理学療法士、管理栄養士、介護士などの所見があり事細かく見守っていることが窺えた。改めて私は保護者なんだと自覚した。
明日投かんしてこよう。
2025年1月2日(木)
年賀状を持ち由美家族と一緒にアルクオーレに行ってきた。5人になったのでどうするかと思ったら、1階のフロアーに姉が降りて来てこちらで面会をすることを知る。由美と夢叶で迎えに行った。部屋を見て「眼下にワンワン動物園が見えるし遠くの山並みが見え、部屋は広すぎず狭すぎず丁度いい部屋だね」と言っていた。歩行器を使って1階まで降りる。外を見て気持が揺れているようだった。「外に出てみたい」と。私に余裕があれば歩行器を使って少し散歩ぐらい付き合えるといいのだが、行くだけで精一杯。籠の鳥のようで申し訳ないと思う。あれこれ30分ほどお喋りをし、今度は煌士と一緒に4階まで送っていった。煌士も部屋を眺めていた。
年賀状3通と手紙が来ていたので渡して来た。
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7月19日(土) 伊賀八幡宮 蓮の花
5月29日(木)エレベーターを降りた広間に折り紙の藤の花が
4月3日 アルクオーレ駐車場の桜
4階の部屋からワンワン動物園の屋根 猫がいた!
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